タイ漫遊記 「アユタヤツアー」の巻
2005年 05月 09日
久しぶりにタイのお話し。
今日はアユタヤの街を紹介します。
アユタヤはその昔、アユタヤ王朝の首都として発達した街。最盛期はかなりの賑わいをみせたのでしょうが、現在はタイの一地方都市。アユタヤ駅を出るとバンコクでは見られなかったのどかな雰囲気が広がっています。屋台が多かったですね。
さて、アユタヤの街には王朝時代の遺跡が多く残っていますが、かなりの広範囲に渡って散在しています。しかも、滞在時間が限られていた我々には、徒歩での散策はムリ。つーことでレンタサイクルを利用しようとしたのですが…なんと、自転車がない!!そう、全て借りられてしまったのです!!
やばい…移動手段がない!こりゃ徒歩で攻めるしかないか!?なんて悩んでいるところへ
一台のトゥクトゥクが…
「お兄さん達、観光??安くしておくよ!!」
要するに勧誘。以前の記事にも書きましたが、トゥクトゥクの料金はかなり高め。
なるべくこの手の勧誘は無視してきたのですが、こちらも移動手段がなく、しかも運転してたのがまるで戸田恵子(アンパンマンの声の人)みたいに元気な、そして強引なオバちゃんだったので話だけでも聞いてみることに…
するとお値段はそこまで高くなく、しかも途中でジュースもおごってあげるよとの話。お!いいかも?と思った我々は、その後少しばかり値段交渉をして200Bでアユタヤ遺跡巡りをお願いすることに。初めてのトゥクトゥクです!!
アユタヤのトゥクトゥクはバンコクのものと違い、荷台に横座りするタイプ。
バンコクでは排ガスがひどく、こんなオープンな車には乗れたものではありませんが、アユタヤは交通量も少ないため快適♪Zoom-Zoom-Zoom♪って感じですね(笑)遺跡に向かう途中で運転手のオバちゃんの息子を乗せ、いざ遺跡の中心地へ向かいます。
この息子さん(名前忘れちゃった…)、確か13歳の子だったと思うのですが、学校には行かず、母親の手伝いをしているとのこと。途上国の現実を目の当たりにした瞬間でした。将来は日本語を自在に使いこなし、もっと観光のお手伝いができるようになりたいとのことで、常に日本語の教科書を持ち歩き、車内でも勉強していました。我々もそのお手伝いにと、日本語を少しばかり教え、逆にその子からタイ語を教えてもらったりしていました。
ちなみに教えた日本語は「てやんでぃ!!」です…(笑)
さて、そうこうしているうちに第一の観光ポイントが近づいてきました…
(次回に続く)
by hi-paddy
| 2005-05-09 16:12
| Thailand