股旅記

下町にお寺に温泉、鉄道、御朱印、城めぐり、古い町並み。。。さすらいの記憶。

小石川・狐棲の洞穴



前回紹介の伝通院から善光寺坂を東にいくと、
すぐ隣にあるのが澤蔵司(たくぞうす)稲荷。

なかなか雰囲気のあるお稲荷さんなので寄り道です。


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澤蔵司稲荷という変わった名の由来はその縁起にあります。

澤蔵司とは、江戸城に祀られていた稲荷大明神が伝通院で
人の姿に化けて修行していたときの名前。なんと、わずか三年で
浄土宗の奥義を取得してしまったそうです。このことが縁で
伝通院の和尚によってこの地に澤蔵司稲荷が祀られています。


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澤蔵司稲荷について、東京名所図会には
「東裏の崖下に狐棲の洞穴あり」と記されているそうです。
境内には今も「おあな」があります。(なんとオンライン参拝が可能!)


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境内にあった不思議な石仏。
どことなく異国風。。。


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※人文社『もち歩き 江戸東京散歩』より


江戸時代から庶民の信仰を集めた澤蔵司稲荷。
その様子は古地図にも記されています。(数字の9番がそれ)

古地図を持って散策し、江戸の名残を見つけるのも
なかなか面白いですね。
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by hi-paddy | 2009-06-20 23:58 | 東京下町散策