股旅記

下町にお寺に温泉、鉄道、御朱印、城めぐり、古い町並み。。。さすらいの記憶。

下町散策 東京名物の可動橋・勝鬨橋


今日は、先日晴海トリトンスクエアに行ったついでに寄った、勝鬨橋の紹介。


「勝鬨橋」と書いて「かちどきばし」と読みます。「勝鬨」とは戦いに勝ったときあげる鬨(とき)の声のこと。この辺りに日露戦争の旅順陥落を祝ってつけられた「勝鬨の渡し」という渡し舟があったらしいのですが、勝鬨橋はこれにちなんだ名前です。昭和15年に建設されました。

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一見すると、どこにでもありそうな橋に見えますが、実はこの橋には大きな秘密があります。
それは、可動橋だということです。





b0062495_14295184.jpg可動橋とは、船舶の通行時に橋桁を動かせるようにした橋のこと。この勝鬨橋は、写真の様に橋桁が左右に開く「跳ね橋」タイプでした。建設された当時は隅田川を大型の船舶が航行することもあり、それに備えてこのような可動橋が設置されたらしいです。昭和43年までは、1日5回20分ずつ開いていたらしいですが、交通渋滞等の問題で、勝鬨橋が開くことはなくなってしまいました。


現在、開くことはなくなった勝鬨橋ですが、往年の名残はあります。
さっそく橋を歩いてみましょう!!



勝鬨橋はアーチが大きくて迫力があります。力強い感じのする橋です。
アーチに取り付けられている外灯が時代を感じさせます。






これは普通の橋には絶対無いものです。そう、可動橋の機械室です。ここで橋を上下させていました。今となっては無用でしょうが、こういうのが残っていることは大事だと思います。アーチ窓がいい味出してますね。ちなみに機械室の脇には信号機もついています。これで交通整理をしたのでしょう。もう光ることはありませんが…







アーチの骨組みがきれいでした。


勝鬨橋から隅田川上流をみると大川端リバーシティの超高層マンションが林立し、下流を見れば汐留や品川の超高層ビルも見えます。まさに21世紀の風景。そんな中にポツンと戦前に架けられた橋があるのが、なんだか不思議に感じてしまいました。勝鬨橋が開くことはもうないかもしれませんが、いつまでも現役で頑張って欲しいものです。







※おまけ




勝鬨橋は夜にはライトアップされています。こちらも一見の価値アリ♪
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by hi-paddy | 2005-06-14 02:16 | 東京下町散策