【旅の情報館】 「田舎暮らし」してみませんか?
2005年 07月 01日
もうすぐ夏休みってことで、旅行の計画を立てている方も大勢いるかと思います。
ところで、皆さんは旅行の際はどのような宿泊施設に泊まりますか?
高級感あふれるホテルや鄙びた温泉宿、民宿…様々な形態があるかと思いますが、今日は一風変わった「民泊」という形態で地域活性化を促している村を紹介したいと思います。
群馬県多野郡上野村。
群馬県の最南部、埼玉県・長野県との県境にある村です。有名な観光地があるというわけではないのですが、風光明媚な大自然に囲まれた代表的な日本の山村といったところです。村内には温泉が3ヵ所あります。名物は「十石みそ」や「猪豚」。
この村は地域づくりに関して熱心な取り組みを行っている村で、今回紹介する民泊もその一環。民泊のテーマは「都会の人に山村の文化を体験してもらう」ということで、宿泊と同時に、山林の枝打ちや草木染め、炭焼き、漬物、木工、山歩き、薬草散策なども体験できるようになっています。食事も郷土料理が中心で、手打ちうどんやエゴマと野菜のあえ物の「よごし」などの素朴な料理が出され、家のご主人と一緒に食事をするとのことです。
実はこれらの企画は行政が主導したものではなく、地元のお年寄りの方が「山村の食文化や生活の様子を観光につなげよう」ということで立ち上げた企画。地域の人が活性化を促すことは結構あるのですが、お年寄りが主体となって、元気に「村おこし」をしているというのがいいですよね。
問い合わせは「寺子屋やひろ」(0274・59・2656)へ。
by hi-paddy
| 2005-07-01 22:09
| 旅の情報館