股旅記

下町にお寺に温泉、鉄道、御朱印、城めぐり、古い町並み。。。さすらいの記憶。

【古寺探訪】  仁和寺 ~京都市右京区~




桜の季節は過ぎてしまいましたが、京都の寺院で桜といったら
やはりここ、仁和寺でしょう!御室桜が咲き誇る光景を一度は見てみたい!
ってことで、今日は「仁和寺」の紹介です。



残念ながら私が仁和寺を訪れたのは夏真っ盛りのこと。
桜はありませんが、境内をじっくり散策していきます。



めっちゃ睨んでます


まずは巨大な仁王門と仁王像が出迎えてくれます。
仁和寺の仁王門は「知恩院の三門」、「南禅寺の山門」と共に「京都の三大門」と呼ばれています。江戸時代の建築で、重要文化財に指定。仁王像は筋肉が隆々で厳ついのが特徴。門もでかいし、本当に圧倒される思いです!!

が、本当に圧倒されるのはじつはこれからなのでした…





門を抜けると…とにかく境内が広い!!中門まで幅の広い道がまっすぐに続いています。この巨大さには本当にビックリ。この道の左手を見ると「勅使門」があるのに気付きます。中へ入るとそこは「仁和寺御殿」。まずは境内に入る前にここから見学していきましょう。




白砂がきれいな庭園

仁和寺は、光孝天皇の勅願で仁和2年(886年)に建て始められ、その後宇多天皇によって、仁和4年(888年)に完成した寺院。宇多天皇は出家後、仁和寺伽藍の西南に「御室」と呼ばれる僧坊を建てて住んだのですが、この御室御所があった場所が今の仁和寺御殿がある場所といわれています。現在の仁和寺御殿は大正時代に再建されたものですが、御所風の優雅な雰囲気は十分残っています。特に写真の庭園は見応えがありました。ここは拝観料を払ってでも見る価値アリです!!

さて、御殿の見学を終え、仁和寺のメインともいえる五重塔へと向かいます。
それにしても境内が広いです。


江戸時代の建築です

仁和寺の五重塔は高さ37.12メートルで江戸時代の建築。当時の五重塔は各層の屋根の大きさが変わらないというのが特徴だそうです。周囲の緑と非常にマッチしてます。




国宝です

経蔵

さてさて、仁和寺の一番奥までやってきました。そこにあるのは金堂(上)と経蔵(下)。仁和寺の金堂は他の寺院のそれとは雰囲気を異にしていますが、それもそのはず。この金堂は仏堂として建てられたものではなく、安土桃山時代の紫宸殿(御所の正殿)を移築したものだからです。建築史上重要なものだそうで、国宝に指定されています。仁和寺御殿もそうですが、仁和寺には御所からの移築が多いですね。ちなみに経蔵は江戸時代の建築で内部には「八角輪蔵」という八角形をした回転式経庫があるそうです。


仁和寺の境内は本当に広く、堂塔もゆとりをもって配置されています。緑も多いですし、散策には最適ではないでしょうか。今度はぜひ桜の季節に行きたいものです。
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by hi-paddy | 2005-07-03 23:08 | 古寺探訪