本郷散策 炭団坂から菊坂へ
2007年 03月 05日
ふるさと歴史館を出て、今度は菊坂方面へと向かいます。
歴史館のすぐ隣には古いお屋敷があります。
もしかしたら歴史館より存在感あるかも。
ちらっとですが蔵も見えます。結構立派な蔵ですね。
そのまま直進すると、道が切れている。。。かと思いきや急な階段があります。
これが炭団坂(たどんざか)。本郷台地から菊坂の谷へ下る急な階段です。
今では階段がきれいに整備されているので難なく下れますが、その昔は
炭団のように真っ黒になって転げ落ちる人が多かったとのこと。
きっと↑のようなイメージです。(歴史館のパンフレットより)
坂の上からはこんな風景が望めます。
今じゃ高い建物も多くて、お世辞にも見晴らしがよいとはいえない状態。
昔はどこまで見渡せたんでしょうかね。
坂の途中。ちょっと上を見上げてみます。
こうやってみると結構急な崖になってますね。
ちなみにこの崖の上には明治時代、坪内逍遥が住んでいたそうです。
有名な「小説真髄」が書かれたのはこの場所。
階段を下りるとまた迷路みたいな路地がくねくね続きます。
この辺は旧菊坂町。五千円札で有名なあの人が住んでいた場所です。
次回へ続く…
by hi-paddy
| 2007-03-05 23:51
| 東京下町散策